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新潟動物ネットワーク No.120
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初めて犬を飼ったのは
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初めて犬を飼ったのは、4年前…。
田舎で育った為、鳥もいれば、牛もいる。
野良猫が家に住み着けば自然と餌をやり、家族になる事が当たり前の環境で育ちました。
なので、あまり犬に親しみがなく、犬に追いかけられ、怖い動物という記憶しかなかったのですが、
ペットブームに翻弄され、子犬を購入したのが、愛犬との出会いです。
彼女は、犬の至純さ、愛おしさを初めて教えてくれました。
もっと犬の事を知りたいと、参考書やネット、イベントを見る機会が増え、
知れば知るほど、悲しい現実がある事、殺処分、飼育放棄。
世界に目を向ければ、密猟や自然伐採による絶滅危機にある動物たち…。
なぜ、非のない動物達が辛い目に合わなければいけないのか…。
自分は、無力だけれど、何かできる事があるのではないだろうか?
寄付だけではなく、実際に足を運んでお手伝いできれば…。
と、以前から興味を持っていたNDNに連絡したのが始まりでした。
この半年間、総務では、カレンダー発送担当をさせていただき、犬班では、譲渡会、フェス、学校啓発に参加する事ができ、スタッフの皆さん、里親さんから、多大なる知識、情報、愛護精神を学ばせて頂きました。
そして、保健所の実態も知るきっかけになり、家族にする事で、ひとつでも命を救いたい。
そんな思いで 保健所犬を迎え入れました。
彼は、とっても元気でお散歩が大好きな犬です。失明のハンデも、感じられません。
人懐っこく甘えん坊で、留守にすると『クゥ~ン、クゥ~ン』と鳴きます。
初めは、先住犬とうまくいかず、過去の経緯もわからない。どうしてあげればよいか悩んだ事もありました。けれど、彼はいろんなしぐさや行動で、私達に教えてくれます。
過去の辛い事ではなく、明るい未来をみていきたい。きっと、彼も望んでいると思います。
その想いを実現させていく事が、私の楽しみでもあります。
最後になりましたが、NDNは今年度も、譲渡会をはじめ啓発活動、イベントを開催します。
たくさんの方に来ていただき、周知できればと思います。
また、保健所にも、未だ多くの猫、犬が保護されています。
いちにちでも早く動物達が、幸せな生活が送れるよう、
また、たくさんの方が現状に目を向け、動物と共存できる日が来ることを願って…。 |
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新潟動物ネットワーク/総務・犬班
本田 歩
平成26年1月1日掲載
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