新潟動物ネットワーク No.62 |
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犬好きおばさんの話 |
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先月のお話を書いた門倉さんの後任を務めることになった藤田と申します。物心ついた時から実家に猫がいて、その子は19歳まで長生きしました。よく愚痴を聞いてもらいましたが、母には「そんな事、猫に言ったってしょうがないでしょう」と言われたものです。猫は好きでしたが、犬はちょっと苦手でした。咬まれたことなどなかったのですが、幼少のころは、犬がいるだけでもおっかけられたように思い、転んで泣いて家に帰ってきたこともたびたび・・・。それが、代々犬を飼っていている家に嫁ぎ、私を快く迎えてくれたアイヌ雑犬のおかげで、犬に対する恐怖心はすっかりなくなりました。今では、散歩途中会った犬連れの方とお話するのが楽しみになりましたから・・・ NDNとは、父が連れてきた犬(放浪中を保護)の介護のことで相談した人が、たまたま会員だったことからの付き合いです。24時間介護は大変でしたが、色々アドバイスしてもらい本当に助かりました。ただ、その時は、NDNがどのような活動をしているかは、時々行くラーメン屋さんで飼い主募集のちらしを見るぐらいで、具体的なことはわかりませんでした。 4年前、次に犬を飼う時はNDNからもらうと決めてお願いし、わが家にやってきた犬は、大きい犬を希望していたこともありラブラドールでした。2階での生活で、足腰が弱くなった犬を抱えて下ろすには、体重20kgまでが私の限界だったので、できればそのくらいをとお願いしていたのですが、なんと30kgの黒い子、おまけに自分で階段を下りることが出来ず、最初は散歩のつど抱きかかえていました。でも、そこは食い気のかたまりの犬種だけあり、おやつで釣ったら一発で降りられるようになり、今では一日20回ぐらいは上り降りして、私をストーカーしている状態です。 一度、私の母校への学校訪問があった時に、30kgもあるのにちょっとビビリの愛犬によく言いきかせて一緒に参加しました。最初は心配しましたが、無事に子供達とふれあい出来たときは、大変うれしく、子供達の笑顔にも助けられました。飼い主ばかのようですが、愛犬と学校訪問をして、子供達とふれあいが出来るということはとってもすばらしいことです。そして、愛犬との絆がますます深まりました。 今回、学校啓発班のチーフの話をいただいたときは、正直、とまどいました。ただの犬好きおばさんの私に出来るかしらと・・・。学校訪問活動が軌道に乗るまでは、大変だったと聞いています。これからは、いままでしっかり作りあげてもらった基盤を壊すことなく、まだまだ過酷な状態におかれている犬達、いのちの大切さについて、勉強してもらえるよう、会員のみなさんの協力のもと、犬好きおばさん、がんばってみようと思って、チーフをお引き受けしました。門倉さんお疲れさまでした。 訪問依頼学校募集中! |
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学校啓発班チーフ 藤田 敦子 |
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平成21年5月1日掲載 | |||||
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新潟動物ネットワーク 090-2844-4881 メールndn2@ndn2001.com http://ndn2001.com 新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。 もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・ ※里親になってくださる方はこちらから※ http://www17.plala.or.jp/ndn/ |
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