新潟動物ネットワーク No.61 |
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猫の譲渡会での出会い |
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新潟動物ネットワーク(NDN)では、登録されている犬猫その他小動物の新しい飼い主さんを、インターネットのHPと、スーパーや個人のお店などに毎月掲示される里親募集チラシで募集していますが、猫だけでも常時50匹近く登録されていて、とてもそれだけの数の猫たちすべてに新しいお家を見つけてあげることができません。 そこで、もう1歩踏み出して、猫を飼いたいと思う方に実際に猫を見てもらおうということで、最近は譲渡会を開いています。 先日も新潟市内で開いた猫の譲渡会には、スタッフの予想に反して、開始時刻と同時に、会報やホームページを見てくださった里親希望者さんがたくさん訪れてくださいました。 新潟動物ネットワークHP 「スペースNでの猫の譲渡会報告」 http://ndn2001.com/ndn/cat/repo0901.html らぶひな日記 「第一回猫の譲渡会終わりました」 http://labhina.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-16a5.html 普段と違う場所に怖気づいてケージの中で固まってしまう猫、興奮して鳴く猫、人が大好きでここぞとばかり「撫でて~」とアピールする猫。そして、「どの子もみんな可愛いい!」と迷いながら、共に暮らすパートナーを探す真剣な里親希望者さん。会場は一気に猫と人の熱気に包まれていました。 そんな上気した暖かい空気が流れる会場で、ふと、ある光景に目が止まりました。さっきまでケージの奥で固まって絶対に人の傍に来なかったシャイなメスの猫が、ケージから出て若い女性の腕に抱かれていました。猫の表情は穏やかで落ち着いています。ちょっと意外でした。その猫はあまり人馴れしていなくて、保護されてからもほとんどの時間をケージで過ごしていると聞いていて、1週間前にようやくケージから出られるようになったので、様子をみるのに連れていくだけでも、と長岡から連れて来られた猫ちゃんでした。それが何の抵抗もなく、その若い里親希望者さんに抱っこされて満足そうな顔をしているのです。里子に出している方が「何だか妬けちゃうわ」と言うくらい。 そう、こういうことがたまに起こるのです。以前には、誰が来ても関心を示さずケージの中でむっつり静かに固まっていた大きなオス猫が、ある家族が入ってきた途端にケージの前面に貼りついて「にゃーん、にゃーん」と大きな声でアピールを始め、とりわけ息子さんの動きに合わせて、じっとそちらの方に熱い視線を向け続けた結果、ついにご家族に指名されてお宅に迎えられることになったということがありました。でも、息子さんとその猫さんは、顔がそっくりとスタッフの間では評判だったことは、内緒です。 譲渡会は、里親さんが猫を選ぶ場所ですが、実は猫に選ばれているのかもしれません。 第2回目の猫の譲渡会は、2月22日(日)12時から14時まで、同じ新潟市中央区東堀6-1051 G・Eビル2階の「スペースN」で開催します。 にゃんにゃんにゃんの猫の日に、生涯のパートナーを見つけることができるかもしれませんよ。ぜひ、おいでください。 |
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新潟動物ネットワーク/猫班 小林満喜子 |
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平成21年2月1日掲載 | |||||
新潟動物ネットワーク 090-2844-4881 メールndn2@ndn2001.com http://ndn2001.com 新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。 もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・ ※里親になってくださる方はこちらから※ http://www17.plala.or.jp/ndn/ |
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