新潟動物ネットワーク No.45 |
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NDNフェスティバル「身近な動物問題に目を向けて」を終えて |
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9月9日(日)に開催した恒例のNDNフェスティバルは、予想を上回る参加者をいただき無事終了しました。担当したスタッフからの当日の模様をご報告します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
〜消費されるペットのこと〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「動物の移動販売と悪らつなブリーダー」 イベントの成功は、なにで決まるものなのでしょうか。 午前の部を担当したスタッフ9名は、「まだ何も知らない人たちに真実と現実を知らせる事」を目標に、トラックに積み込まれあちこちと売られ歩く移動販売の寂しい目をした仔犬たち、そんな仔犬を産み続けさせられるスタッフ自身が目で見た繁殖犬の姿、業者から聞いた想像を絶する残酷な繁殖犬たちの末路を、大きなショックと憤りと悲しみをもってこの日のイベントに来て下さった多くの皆さんにお伝えする事ができました。「顔を覆う人」、「涙を拭き続ける人」。聞いてくださった多くの方が私たちと同じ思いだったと思います。 また、弁護士の高島民雄先生のご協力で「動物愛護法」についての勉強も行うことができました。配付した資料に目を落としながらウンウンとうなずく皆さんの真剣な顔が印象的でした。 午前の部を終え「これで、終わったぁ〜」と挨拶を済ませた途端、多くの方が声を掛けて下さいました。その中には、県会議員さん、獣医さん、行政の方、自分も移動販売で病気の犬を買わされたと。言う方がおられました。 そして、「何かできる事がありましたら」と申し出てくださいました。 私たちが伝えられた事はホンの一部ですが、椅子が足りないほどたくさんの方がご来場、下さり、心より感謝申し上げます。これからも物言えぬ動物たちに代わって移動販売や悪らつなブリーダーが無くなることを目指して、更に様々な活動を行う励みと勇気を得られたこともイベント成功のご褒美だと、スタッフ一同感謝しています。ありがとうございました。 |
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新潟動物ネットワーク 片野 ヒフミ |
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〜のら猫のこと〜 |
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猫をめぐる問題 「野良猫が我が家の敷地にやってきちゃった!」 NDNに寄せられる電話の大半が「子猫を拾ったのですが…」という相談内容です。今回はその電話相談を寸劇で、写真とかわいいイラストの映像と共に皆さんにNDNの活動や、猫をめぐる現実を知ってもらおうと思い企画しました。 タイトル通り、自宅の庭に野良猫が4匹の子猫を出産してしまいます。犬がいて家では飼えないから保健所へと言っている親に対し、何とか助けてあげたいと思いNDNに電話をかけてくる高校生の娘。スタッフとの言葉のやり取りの中から、彼女は「私がこの子を助けるんだ!」と親に再度一時保護のお願いをして承諾を得て、自分でもポスターを作るなど新しい飼い主さん探しにがんばります。そこへ猫のぬいぐるみのにゃんこ先生が登場し、猫たちをとりまく問題を勉強することになります。 にゃんこ先生から、完全室内飼育の大切さ、猫にも迷子札を着用すること、恵まれない命がこれ以上増えないためにも不妊去勢手術は飼い主の義務であることを学びます。野良猫はもともといたわけではなく、無責任な飼い主に捨てられた猫達、手術を行っていない外飼いの猫たちが繁殖を繰りかえし現在に至ったこと。かわいそうだからと餌だけあげているだけでは、なおさら近所の人とのトラブルが増え、ますます猫たちが迷惑な存在になってしまうケースがあること。「地域猫」といってこれ以上増えないよう不妊去勢手術を行い、餌の後片付けや糞尿の清掃を行うなどして「人間と猫たちとが気持ちよく共存していける優しい環境を築いていこう」という取り組みがあり、NDNも「野良猫の不妊去勢手術の助成金」で、地域猫活動をしている人をサポートしていることを知ります。 猫のことに詳しくなった女子高生、4匹のうち2匹はNDN経由で譲渡され、1匹はお友達の家へ、最後の1匹は…先住犬とも仲良くなりその子の家へ家族として迎えられることになった、というお話でした! その後のトークセッションでは、スタッフの活動の裏話、高校生の時にバイトをして野良猫の不妊去勢手術を行った話、イベントに参加してくれた里親さんからもお話していただきました。 猫1匹ずつ、また周りにいる人たちにもその猫を通じてのドラマがあります。そのドラマが幸せなものになるかどうかは、すべて人間側にかかっています。 にゃんこ先生は言っています。「ほんの少しの優しさを人間が持てると猫と人との関係は、今よりも、もっとあたたかくて素晴らしいものになると思うのニャ」と。 |
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新潟動物ネットワーク 森井 里花 |
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平成19年10月1日掲載 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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新潟動物ネットワーク 090-2844-4881 メールndn-land2@picot.ne.jp http://ndn-land2.picot.ne.jp/NDN_HP.html 新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。 もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・ ※里親になってくださる方はこちらから※ http://www17.plala.or.jp/ndn/ |
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