新潟動物ネットワーク No.73 |
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新年の始まりの交流 |
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先日、恒例のNDN新年昼食会が、新潟市内のレストランで開かれました。この会には、毎年、スタッフのみならず、会員さん、犬猫の里親さん、獣医さん、行政の方々などが参加され、20~30名ほどで楽しく美味しいお昼の時間を過ごしています。 今年も、スタッフの他に、発足当時からずっと活動に協力をしてくださっている動物病院院長ご夫妻、新潟県と新潟市の動物愛護関係部署の職員さん、トリマー養成学校の方、テレビ局のアナウンサーさんに加え、現在、NDNが出演して、4月から放送予定のTOKYO FM系のラジオパーソナリティさん(番組のホームページ http://ameblo.jp/kay-s4s/)も取材を兼ねて東京から参加してくださいました。 NDN代表らの新年の挨拶が終わると、すぐに、皆さん、周りの人たちとの歓談が始まり、貸し切られた洒落たお部屋はワイワイがやがやと一気に賑やかになります。スタッフ間の普段の連絡は、メールのやりとりが主体となるため、顔を合わせて話をするのは1年ぶり、という方も少なくなく、こういう場は、情報を交換したり、心に思っていることを伝えあったりする良い機会なのです。今年は、たまたま、NDNの顔とも言える会の専用携帯電話を受け持つスタッフが複数名参加し、昼食会が終わってからも、日ごろの苦労話でしょうか、何やら集まって話しこんでいる姿が見られました。 また、この昼食会の大きな特徴として、普段、なかなか聞けないようなタイムリーな話題が、各方面の関係者から飛び出すことです。今年は、動物実験が小動物から昆虫へと移行し始めていること、ドッグトレーニングに対する考え方が変化していること、保健所からの犬猫の譲渡数が増加して殺処分が大幅に減少していること、新潟市に建設予定の動物管理保護施設のことなどについて、「ミニ講演会」のような形でお聞きすることができました。もちろん、それに対して鋭い質問なども飛び、本当はこんな形の懇親講演会のようなものを、もう少し長時間でできたらいいのかもしれません。 新潟動物ネットワークの活動も、早いもので9年目を迎えました。発足後しばらくは、NDN自体がどこに向かって行くのかも決めかねていたような時期があったと思いますし、また「動物愛護団体」ということで、海のものとも山のものともわからず、不安な眼で見られていたこともあったかもしれません。それも年月を経て、先日の新年昼食会に集まってくださった方々の交流からは、「信頼」という名のもとに、各方面の個人、団体、組織に支えていただきながら、「人と動物の共生」のために手を取り合って共に歩いていることが実感として感じられ、また、その大切さに身が引き締まる思いでした。 人と動物を取り巻く状況には、まだまだいろいろなことがありますが、少しずつでも着実に起きている進歩を喜びと感じながら、また、今年1年、がんばっていきたいと思います。NDNでは、今年も、日々の活動に加え、譲渡会や勉強会、学校訪問などの予定が目白押しですので、お見逃しのないよう、ホームページの情報(http://www.ndn2001.com/)を定期的にチェックしていただければ嬉しく思います。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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新潟動物ネットワーク/イベント班 小林満喜子 |
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平成22年2月1日掲載 |
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新潟動物ネットワーク 090-2844-4881 メールndn2@ndn2001.com http://ndn2001.com 新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。 もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・ ※里親になってくださる方はこちらから※ http://www17.plala.or.jp/ndn/ |
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