http://www.murakami21.com 村上広域情報誌2001

   新潟動物ネットワーク  No.6

<  犬班の譲渡活動について  >

 現在、NDN(新潟動物ネットワーク)が関与している動物保護管理センターは、新潟保健所管内抑留所・下越動物保護管理センター・県央動物保護管理センターの3箇所です。他に新潟県内には、中越動物保護管理センター・魚沼動物保護管理センター・上越動物保護管理センター・佐渡地域振興局健康福祉環境部健康福祉課があります。

 犬班の担当者宅に収容犬のリストがFAXされて来る場合と、直接電話で状況を聞く場合がありますが、公示期間の切れた犬について収容所に出向いて写真撮影・健康診断・トリミングをして、ホームページに掲載したり里親募集のポスターに掲載したりします。獣医の検診結果譲渡不可になる場合もあります。また視覚判断で老齢と認められた場合・吠え声による近隣からの苦情のある場合・噛み癖のある場合・愛情不足により強暴にさせられた場合などの犬、このような救いたくても救えない犬の存在に心が痛みます。

 里親希望者さんに関しても、会に登録していただく時点で、職業・年齢・家族構成・飼育環境・希望犬種などを事前に聞き取ります。それに基づき担当者が電話でお話をし、人となりを把握し、お見合い設定をします。家族の同意がなかったり、飼育環境が適切でなかったり、会の主旨と合わない場合は、登録を取り下げていただく場合もあります。動管センターに収容される前と同じ犬生を送らせることのないように、第二の犬生はより良い環境で幸福になってもらいたいとの強い願いにもとづき、里親さんを事前に選別せざるを得ません。

 譲渡活動を始めてから3年になろうとしています。その間500匹以上の犬の生命を救うことができました。救いの手を差し延べていなければ、500匹の生命は、灰と化していました。この500匹の生命の輝きを思う時、活動にまつわる日々のストレスが軽減されます。

現在、会では里親希望者さんが大変不足しております。
不幸な生命に愛の手を差し延べて下さる方の連絡をお待ちしております。


新潟動物ネットワーク 犬班
阿部慶子
平成16年6月1日掲載

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なぜ、のら猫になるの?(その1)
なぜ、のら猫になるの?(その2)
なぜ、のら猫になるの?(最終回)
「馬」のこと

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新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。
もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・

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