新潟動物ネットワーク No.62 |
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新潟動物ネットワーク(NDN)のスタッフとして |
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NDNは、21世紀のはじめ、2001年に発足しました。ちょうどその年、わたしは買い物で立ち寄った新潟市古町のNEXT21で開催されていたパネル展の会場で、偶然NDNと出会いました。しかし、そのときは、まさか数年後にこのような関わりを持つようになるとは思いもよりませんでした。 こどものころから動物が好きで、動物園のレストランでアルバイトをしていたほどだったわたしにとって、展示されていたパネルに写る動物たちの哀れな姿は衝撃的でした。NDNとはどんな団体なのか知りたくなり、リーフレットをもらいました。 しばらくして、私の奥様がこどものころに猫を飼っていて、「寂しいときもそばにいてくれて、とても心が和んだので、自分のこどものために猫を飼いたい。どうせ飼うならば、飼い主のいない猫にしたい。」ということで、猫を飼うことにしました。そして、NDNから猫を譲渡してもらい、それがスタッフになるきっかけとなったのです。 当時は、学校で「総合的な学習の時間」がスタートして、学校側も何をどうすればいいのか試行錯誤している段階でした。NDNでは総合の時間に何かできないかと総合学習班ができました。どうやって、学校に売り込めばいいのか、ミーティングを重ねました。 2003年1月に旧白根市新飯田小学校と新飯田中学校合同のPTA講演会を、岡田代表の話・ビデオ鑑賞・動物とのふれあいをもって、なんとか形にすることができました。その後、班の名前を学校啓発班と改め、前チーフから交代してわたしがチーフとなりました。 新飯田の講演会が、自信とやれると言う思い込みとなり、あとはスタッフの口コミをたよりに、講演会・文化祭と次々に突き進んでいきました。代表の都合がつかないときは、別のスタッフが話をするなど、参加スタッフの多芸ぶり?にずいぶん助けられました。わたしはチーフですが、講演をすることもなく、ホームページ作りなど裏方でやっていましたが、ついに2004年10月に新潟市紫竹山小学校で、お話デビューをすることになりました。当日は、午前午後のダブルヘッダーでした。午前は別のスタッフが担当し、午後はわたしが担当でした。初めてのこどもたちの前での話は、しどろもどろでどう伝わったのか???でしたが、感想文を見るとやってよかったと思いました。 その後、中学校・小学校と話す機会が増えていき、ある時、小学校では動物の辛いシーンのあるビデオの視聴はやめて別なもので、というお願いがあったので、家庭文庫でボランティアをしていたことから、絵本のよみきかせも取り入れることにしました。 はじめは、「ワンワンワン」(WAVE出版刊)という本を紹介していましたが、お話をする回数が増えるに従って、命や人の生き方について考えるようになり、最近は「いのちのまつり」(サンマーク出版)を紹介することが多くなりました。この本は、命のつながりがわかる本です。命と言葉の大切さについてはNo.36「こどもたちに『命の大切さ』を伝える活動」に詳しく書かせていただきました。 新年度から学校啓発班のチーフを交代することになりました。新しい方に代わることで、また新たな力がNDNに加わり、新鮮な視点から益々充実した活動へとなっていくでしょう。一つの節目を迎えることができました。ありがとうございました。 |
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新潟動物ネットワーク/学校啓発班 前チーフ 門倉 英次 |
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平成21年4月1日掲載 | |||||
新潟動物ネットワーク 090-2844-4881 メールndn2@ndn2001.com http://ndn2001.com 新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。 もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・ ※里親になってくださる方はこちらから※ http://www17.plala.or.jp/ndn/ |
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