新潟動物ネットワーク No.12 |
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<中越地震における新潟動物ネットワークの対応> |
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7.13水害の記憶も鮮明ななか、10月23日に中越地区一帯を激震が襲い、11月25日現在で、死者40名・負傷者2,860名・避難者6,157名(発生当時10万人超)住宅全壊2,691棟、大規模半壊560棟、半壊5,960棟、一部損壊5万5,530棟にも及びました。今後、深い雪の重みで、家屋の被害が増加することが予想されています。 中越地区に居住されている新潟動物ネットワークの里親さん及び会員さんは、150名余りです。電話等で被害調査を行いました。山古志村のように全村民が避難生活をされていて、飼っている動物の一時保護を依頼されたケースもあります。 11月6・7日と13・14日の2週に渡り、長岡市7箇所の山古志村民の避難所へ、飼育動物の現状調査と今後の希望や相談を伺いに廻りました。その結果、処分を考えられていた紀州犬メスをNDNが一時保護することが出来ました。避難所への訪問が30分も遅れていたら、取り返しのつかないことになっていました。お話を伺って廻ると、一時帰村時に捕まえて連れて来たら保護して欲しいとの要望が多く、また猫を放して来たので諦めていると言った方もいらっしゃいました。また、里子に出す事も考えたと言われたお年よりもいらっしゃいました。 今回の山古志村民への調査結果を県と県獣医師会へ報告し、県動物管理保護センター経由で、県獣医師会での一時預かりをして頂くシステムを早急に起動して頂くように要望いたしました。現在、そのシステムが稼動しつつありますが、一方で、一時帰村時に置き去りにして来た犬猫等を連れ帰り中越動管センターにお願いに行く時間帯が過ぎていて、NDNにSOSを連絡されて来る村民もいらっしゃり、長岡のSTAFFが対応に奔走している現状から、11月28日にも避難所訪問をし、正確な情報提供を行いました。 また、古毛布・タオル・フード等や義援金が全国から多数送られて来ており、皆さまの温かい心に感謝の気持ちでいっぱいです。会としても微力ではありますが、各方面と協力して、深い雪の中で凍死する動物が無いように最大限の努力をして行きたいと考えています。 |
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新潟動物ネットワーク・県央地区チーフ |
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バックナンバー | 1)里親探しています。 2)なぜ、のら猫になるの?(その1) 3)なぜ、のら猫になるの?(その2) 4)なぜ、のら猫になるの?(最終回) 5)「馬」のこと 6)犬班の譲渡活動について 7)学校啓発班の活動 8)多頭飼育班の活動について 9)フリマの活動について 10)動物虐待を考える 11)レクレーション活動について |
新潟動物ネットワーク 090-2844-4881 メールndn-land2@picot.ne.jp http://ndn-land2.picot.ne.jp/NDN_HP.html 新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。 もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・ ※里親になってくださる方はこちらから※ http://www.ific.ne.jp/ndn.land/floor/rule.html |
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