新潟動物ネットワーク No.161 |
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きっかけの話 |
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はじめまして。 NDN猫班をお手伝いさせて頂いている田澤と申します。 私が最初にNDNのお世話になったのは、10年近く前のこと 当時住んでいたアパートに住み着いた猫が妊娠して しまったことがきっかけでした。 その猫は、一度出産し子猫を産み育てていましたが 子猫たちはすぐに野良猫やカラスの餌食となり、何匹かは私が埋葬しました。 何とも言えない気持ちで過ごしていたところ 再び、お腹が大きくなっていることに気が付いたのです。 小さい頃から、よく猫を拾って飼っていたので 保護に抵抗はなかったものの、アパートはペット禁止・・・ 猫のお腹はどんどん大きくなる。 獣医さんに相談したところ、堕胎させられるから 連れておいでと言われましたが、そんな恐ろしいことは 出来るはずもなく悩む日々。 そんなとき、ネットでNDNの存在を知り、アドバイスと援助を頂き 一度出産させたうえで、里親を探そうと決意しました。 結果、無事に出産させ、里親も探すことができ その猫と生まれた子猫の1匹は今も家族として暮らしています。 その後も、次々と猫を保護し現在は5匹まで増えました。 NDNの存在が無ければ、保護に踏み切れたか自信がありません。 私は現在、産後のためNDNの活動をお休みしていますが 昨年まで微力ながらスタッフとしてお手伝いさせて頂きました。 昔より野良猫を取り巻く環境や意識は改善されているとはいえ 譲渡会にやってくるたくさんの猫たち、多頭崩壊現場、 野良猫・地域猫たちの現状を知ると心が痛くなります。 あの時の私のように、目の前に不幸な動物がいて 助けたい・・・でも一人では無理 と思っている方、きっとたくさん居るはずです。 NDNをはじめ自治体や各種団体の活動を広く知ってもらい 不幸な動物を減らすお手伝いが出来ればいいなと思います。 これからも、またNDNの活動に携わっていきたいです。 |
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我が家の猫たち |
今ではこんなにポッチャリに・・・ |
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親子のようです♪ |
みんな仲良し |
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新潟動物ネットワーク/猫班 田澤由香子 平成29年6月1日掲載 |
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