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新潟動物ネットワーク No.140
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知らなかったこと
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昨年12月にうちに猫がやってきました。
可愛くて可愛くて、毎日家を出る瞬間に心配になってしまうほどでした(笑)。
日々のストレスも猫の背中をなでるだけで半減するくらい
だいぶ助けてもらっています。
昼間猫の面倒を見てもらうようになって、
少なくなっていた家族との会話も驚くほど増えました。
なかなかきかんぼで、けして良い子とはいえないけれど
かけがえのない家族の一員になりました。
車を買うと自分のものと同じ車をよく見かけるようになるといいますが、
猫を飼い始めてまもなく、ペットや動物に関する情報がたくさん入ってくるようになりました。
その中でも、徐々に気になって仕方なくなることがありました。
それは、
・保健所に連れてこられた動物たちのこととその理由
・飽きたから捨てるという人が想像以上に多いこと
・行政にて、毎日400匹以上も殺処分が行われていること(しかも税金で!)
・ペットビジネスと闇の繋がり
・動物虐待する変質者があまりにも多いこと
・毛皮や革製品は動物がひどい飼育の仕方のうえ、むごい殺され方をして、できていること
・犬食祭とか、熊胆の実態
・サーカスの動物たち。
・動物実験…
あまりにも多くの負の情報が入ってきて、ショックで胸が張り裂けそうでした。
普段喜んで購入していた物の土台には、たくさんの動物たちが悲しいことになっている事実を知りました。
恥ずかしいことに、つい最近までラビットファーはひつじの毛のように刈られてまた生えてくるのだと思っていました。
革製品は本物の動物の皮だと思っていませんでした…
こういう話をすると、弱肉強食だから仕方ないという人もたくさんいます。
人が生きるために、会社が、安全な仕組みが成り立つためには仕方ないというのもわかります。
決してベジタリアンになることが正しいとは思わないけれど、
自分一人の選択方法が少し変わるだけでも、
少しずつ世の中が変わるんじゃないかと思うようになりました。
小さなことだけれど、
動物実験をしていない化粧品を選ぶ。
革製品は買わない。ファーはフェイクファーで良い。
聞きたくない人もいるかもしれないけれど、現状を知ってもらうように発信する。
大きなことを出来る人はたくさんいるけれど、
小さなことをしようとする人はわずかしかいません。
(by Mother Teresa)
安全や今ある生活は誰もが一番大事なものです。
でも、ほんの小さなことをみんなが少しだけ心がけたら…
大きな大きなことができる。
保健所で自分の順番がくるのを震えながら過ごしている
動物たちが幸せになれますように。
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新潟動物ネットワーク/猫班
監物 薫
平成27年9月1日掲載 |
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