新潟動物ネットワーク  No.255


アラフォー独身男性と猫親子の日常


現在私は、もともと野良猫だった2匹の猫と暮らしている。
体重7kg以上のでかい茶トラ「茶々丸くん」と、そのママである美形な三毛猫の「みー子ちゃん」。
2023年、当時の私はペット不可のアパートに住んでいたが、訳あって猫を2匹まで飼えるアパートに引っ越して彼らを迎え入れることになった。

   

この原稿のお話をいただいたとき、彼らを飼うことになったいきさつとNDNと関りをもつようになったきっかけを書こうと思ったが、物凄く長くなってしまいそうだったのでちょっとやめることにした。
代わりに、独身男性が普段いかにして2匹の猫と過ごしているかを書くので、特に同じようなことを企てているおじさんたちには参考にしていただければと思う。

朝6時30分。たいてい私はスマホのアラームで目覚めるが、物凄い圧を感じて目覚めることもある。枕元で茶々丸くんが見下ろしているのだ。言うまでもなく朝ごはんを要求しているが、飼い主を無理やり起こすようなことはない。紳士である。



身体を起こすと、ベッドの下にはみー子ちゃんがスタンバイ。まずは目覚めのなでなでタイム。2匹を撫で繰り回した後に台所に行き、お皿に各々の好みに合わせたフードを盛り付け、茶々丸くんがみー子ちゃんのフードを横取りしないよう注意しながら食べさせる。その間、トイレ掃除、冬場であれば加湿器の水の補充をする。

食べ終わったらどの程度残したか記録する。身支度を整え、台所の扉を閉め、「行ってきます、留守番よろしく」と告げて家をでる。このとき、彼らは朝食を食べ終わって満足し、ひと眠りする態勢に入っているのでノータッチを貫かなければならない。下手に撫でるとビクッとしたり、怪訝な顔をされたりしてしまう。よくYouTubeなんかで出勤しようとするパパの腕に絡みついて甘える猫ちゃんの動画があるが、うちにはそういうのは無い。大変猫らしいと思う。

職場では、おおむね10時頃、昼休み、15時頃、17時頃に自宅にある見守りカメラを見て彼らの様子を確認する。たいてい寝ているが、互いに毛づくろいをしていることもある。各々、お気に入りの寝床があるが、キャットタワーのハンモックのような部分はエアコンに近いためか人気のようで、稀に2匹入っていることもある。

 
 

残業の多い職場だが、忙しくとも極力20時には帰宅するようにしている。帰宅すると玄関で出迎えてくれる。お出迎えというよりはごはん要求か。手洗いうがいをして撫で繰り回した後、朝食と同様のルーティンを回す。

自身の夕食、風呂、家事などをやっていると、みー子ちゃんがかわいらしい声でお腹なでなでを要求してくるので相手をする。タイミングは全くもって気まぐれである。みー子ちゃんをかわいがっていると、茶々丸くんが「僕も僕も~」といった感じで割り込んでくるので、両手で2匹の相手をする。
みー子ちゃんはもう8歳でシニアに片足突っ込んでいるせいかおもちゃにはあまり興味がないが、茶々丸くんは4歳でまだまだやんちゃなので、おもちゃで遊んだりもする。

   

その後、ペットカメラでその日のトイレの様子や回数、飲水の回数を確認・記録したり、給水器の水がどのくらい減ったか測って記録したりする。水の交換や食器洗い、簡単な掃除などをし、就寝は0時くらいになる。

茶々丸くんはよくベッドの足元で寝る。みー子ちゃんはベッドのそばで寝るが、今のところベッドに入ってくることは無い。2匹が我が家に来てから約1年半。そのうち川の字で寝たいなぁなんて思いながら眠りにつくのだった。

2025年4月1日
  新潟動物ネットワーク   
イベント班スタッフ  小幡達也


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