新潟動物ネットワーク No.250 |
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愛猫との別れ |
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去年の 8/13、6 歳のるいくんを肥大型心筋症で亡くしました。 友人宅で保護していた野良の親子猫のうち、子猫 1 匹を我が家に家族として迎えたのがるいくんでした。 他の子猫たちもみんな《ずっとのお家》が見つかり、母猫は友人が避妊手術をして家族に迎え入れています。) 我が家には先住猫のうららちゃん(当時:16歳)がいましたが特にケンカをすることも無く、すんなりと家族にな ったのを覚えています。 人間も大好きで誰が遊びに来てもすり寄って行き、家族だけでなく我が家に関わってくれたみんなに愛されて いました。 |
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一昨年のワクチン接種の際に動物病院で心雑音を指摘された当初も全然元気で、その後肥大型心筋症を告知さ れた時もまさかこんなに早くお別れの日が来るなんて思ってもみませんでした。 昨年の春先頃から徐々に体調を崩し始め、食欲不振となってからはあれよあれよと体重が減り……。 5.5kg あった体重も、見る影もないくらいにやせ細ってしまいました。 ご飯も受け付けてくれなかったため、手を替え品を替えあれこれと試したものの中々食べれず……。それでも 自分でトイレにも行き、まだ大丈夫だろうと思わせてくれていたのは彼なりの優しさだったのかもしれませ ん。 “その日”はお盆だったため、お昼すぎに「ちょっと買い物に行ってくるね」と声をかけて家を出たのが最後とな ってしまいました。 たった 30 分家を離れただけなのに、帰ってきたらいつものリビングにるいくんの姿はありませんでした。 嫌な予感がして探したら、脱衣所の洗面台の前でるいくんは力尽きていました。 最後の瞬間に 1 人にしてしまったこと、もしかしたらもっとるいくんのために何かしてあげれたのではない か?と今でも後悔ばかりです。 ペットロスからもなかなか立ち直れずにいましたが、今年の 2 月に何気なく娘と一緒に行った NDN の譲渡会で ビビリ猫の海ちゃんを新たに家族に迎えることになり、少しずつ気持ちの整理をしながら日々を過ごしていま した。 海ちゃんはビビリのくせに先住のうららちゃんには来た時からベッタリ(笑) |
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きっとこのまま仲良く暮らしていくんだろうなぁと思っていました。 その矢先……今度は 10/1 にうららちゃん(22 歳)が老衰で虹の橋を渡りました。 元々認知症だったうららちゃんは亡くなる 1 週間ほど前から飲まず食わずの状態が続き、ついには立てなくな りオムツ着用で介護の日々。 海ちゃんもなにか悟った様子で、何度もうららちゃんの匂いを嗅ぎに行っては確かめる……を繰り返していま した。 |
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うららちゃんは老衰でしたが、最後の夜はなんだか胸騒ぎがして私の部屋でみんなで一緒に寝ました。 早朝にもかかわらず、お別れの瞬間には海ちゃんが私の部屋の入口の所にきちんと座って、一緒にお見送りを してくれていた姿が今でも忘れられません。 命あるものと暮らすということはいつか必ず別れがやってきます。 私は 2 年続けて愛猫との別れを経験しましたが、どちらとの別れも全くなんの後悔も残っていないというと嘘 になります。 まだまだ伝えきれなかった「大好き」も「ありがとう」も沢山残っています。 ペットロスからはなかなか立ち直れず、ふとした瞬間に涙がこぼれがちですが 2 匹との想い出を大事に胸にし まいながら、これからも毎日を大切に海ちゃんと一緒に暮らしていきたいと思っています。 |
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新潟動物ネットワーク 木伏 清香 令和 6 年 11 月 1 日 |
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