新潟動物ネットワーク  
No.222


NDNフェスティバル2022 オーガニックマルシェ

開催のご報告
 
 
 2022年5月29日(日)に日本初の公立教育ファームであるアグリパークで
「NDNフェスティバル2022オーガニックマルシェ」を開催いたしました。
 
 今回のフェスは、自然や、人や動物、社会に対して配慮されたもの(エシカル商品)を購入・消費することで、地球環境や動物福祉などのさまざまな問題を知ってもらい、改善に繋がってほしいとういう想いをこめて開催しました。

親子で楽しめる牛の搾乳体験や、動物愛護・動物福祉について学ぶセミナー、
オーガニックや自然栽培など大地に優しい農作物や、
こだわりの素材を使ったおやつ・デリを販売するマルシェなど行いました。


 
セミナー①「家畜の命を、学ぶ、感じる」
アグリパークの講師の方のお話会と、搾乳体験を行いました。
小さなお子さんにもわかりやすくクイズを交えてお話していただき、動物への感謝を感じられる素敵な体験会となりました。

 
セミナー② 「人も動物も幸せに暮らすには?」
新潟県動物愛護センター 遠山 潤さんのセミナーでは、人の幸せだけでなく動物も幸せに暮らすにはどうしたら?と考えた時、早くから西洋では「アニマルウェルフェア(AW)」という指標があり提唱されていること、そのAWについてお話されました。

 
セミナー③ 「豚の幸せが 私たちの幸せ」
島田福徳さん(鬼やふくふく代表取締役)と伊勢みずほさん(フリーアナウンサー)の対談を行いました。150枚ものスライドと動画で、まるで現地見学会のような貴重な機会になりました。


セミナー④ 「知ってほしい命から食に変わる時」
新潟県新発田食肉衛生検査センター 阿部 久司さんよりよりお話をしていただきました。
普段私たちが食べているお肉が実際にどのように流通・処理されているのか、また、センターでアニマルウェルフェアに配慮していることなどお話いただきました。

  
セミナー⑤ 「誰かの幸せにつなげるスイーツ選び」
Nékonoyumé三浦良子さんのセミナーでは、三浦さんがパティシエになるまでの経緯や、できるだけ地球や動物たちに負担をかけない材料を使ったお菓子のこと。東日本大地震後に、パリでチャリティー販売を行ったこと、現在もNékonoyuméの売上の一部は保護猫たちの活動費に寄付されていることなどお話いただきました。


     

    

    

オーガニックマルシェは、自然や、人や動物、社会に対して配慮され、こだわりのある商品たちが並びました。長蛇の列ができるほど想像以上に大盛況でした。

自然栽培や平飼い卵などを知らなかった方も多く、
出店者さんの想いを直接聞いて購入できる素敵なマルシェとなりました。

フェスティバルを通して食の安全や環境、動物への配慮など考えていただけるきっかけになれば幸いです。
お越しいただいた皆様、参加してくださった生産者・お店のみなさま、ボランティアでお手伝いしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!


 
 


 

新潟動物ネットワーク/イベント班
監物 薫
令和4年7月1日


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