紅葉の季節も終わり、そろそろ初雪の便りがあちこちから届く12月
「猫とこたつとみかん」
お家の中で暮らすことのできている猫達には微笑ましい風情のある季節。
ですが、外で生活している猫達には厳しい季節がやってきました。
その子達が、無事暖かい春を迎えられることをこの季節になると毎年、空を見上げて願っています。
さて、幼いころから動物大好き。犬、猫、鳥に囲まれた家に育った私です。
現在も、元野良だった猫4匹と暮らしています。
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１７歳７ヵ月がんばるおばあちゃん |
赤の他人(猫)だけど大の仲良し |
１歳５ヵ月やんちゃボーイ |
元々ペットに限らず動物の命は大切にしなければならない。するものと思っていましたが、
ＮＤＮに入会して、様々な「動物の命」の情報を見聞きするようになりました。
ペットの殺処分、多頭飼育崩壊、虐待は元より、アニマルライツ＝「動物の権利」については私達人間の普通の生活がたくさんの動物達の犠牲の上で成り立っているということを知りました。
「命」は大切にしてきたけど、「権利」は大切にしていただろうか。
かわいい！おしゃれ！と身に付けていた。ファー。
ジューシー！と頬張っている。お肉。
新薬、化粧品等の動物実験。
そこには、必ず動物の犠牲がありました。
家畜達の生育環境には「動物の権利」が無視されているものが沢山ある現実を目の当たりにしました。
アニマルウェルフェア、アニマルライツは様々な考え方や意見があり、難しい問題ではありますが、私たちの幸せの裏にあるバックグラウンドに背を向けず、その事実を知ることが、本当の「動物の”命”を大切にする」第一歩なのではと感じています。
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動物達を不幸にも幸せにもできる私達。
できることは人それぞれ。
小さくても、半歩でもいいと思うのです。
物言わない動物の心に、そっと寄り添える人が増えることを願っています。
そして、私もそういう人になりたいと思います。
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新潟動物ネットワーク／猫班
渡邉 周子
令和元年１２月１日掲載
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