8月25日午後7時から、三面川の種川で、越後・村上ねぶり灯篭流しが行われた。この行事は、江戸時代に始まったが、藩主の目に止まり、中止された。その後、今の七夕行事として、8月16・17日に行われているような形(七夕山車と獅子舞奉納)になっていった。
古き良き行事を復活させようと、越後・村上ねぶり流し実行委員会(福井節男委員長)が結成され、準備が行われてきた。
第1回目ということで、宣伝も間に合わなかったにもかかわらず、実行委員会の予想を大きく越える400人もの市民が集まり、先祖の霊を慰めるとともに、「ねぶり流し」にふさわしく、半年間の疲れを一緒に流し、残りの半年の活躍を誓った。
暗闇の川に、ゆったりと流れる灯篭の灯りを追いながら、夏の名残を惜しみながら、また来年も是非行って欲しいと望む声が多かった。
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