|
私の本籍地は、村上市(肴町)であり、祖父貞次郎が下渡から市岡の分家に婿入りし居住したところです。 ここから三面川までは10分位であり、祖父は三面川の鮭・鮎漁を主として生計を立てておりました。そして鮭の時季には、木橋の瀬波橋の欄干に跨がり川を遡ってくる鮭を長いヤスで大量に捕獲していました。又祖母から「いぐり網」も祖父が考案したものだと聞いております。 さて、私について 1948年(10才)三面川の下流にある七番の瀬(石神の下の瀬)で鮎釣りゴロ掛けを始める。 1958年(20才)三面川鮎釣り大会(七番の瀬)優勝、大物賞も。 1968年(30才)東京村上市郷友会入会 1978年(40才)東京村上市郷友会100周年「東条会館」に於て開催。 1988年(50才)東京村上市郷友会110周年「東条会館」に於て開催。 1998年(60才)東京村上市郷友会120周年「東条会館」に於て開催。事務局長として参加。 第34回三面川鮎釣り大会第6回稲葉修記念杯シニア部門優勝。 2001年9月東京村上市郷友会「三面川の鮎を食べる会」根津「幸楽」に於て開催。毎年恒例の東京村上市郷友会秋季大会は「三面川の鮎を食べる会」。 稲葉 修先生の著書「鮎釣り海釣り」にこんな文があります。 『市岡君は元来石神のあたりでゴロばかりやっていたらしいが、私と一緒に各地の河川を釣って歩くようになってから友釣りをやるようになったのである。 友釣りは私のほうが遥かに先輩であるわけだが、少年の頃毎日三面でゴロで鍛えた腕前があるから、鮎の習性を知悉しているらしく、友釣りも今では私など到底及ばなくなった。彼とは各県の河川を釣りまくった。』 そんな訳で60才のシニアの部優勝は、この年が先生の7回忌にあたりましたので感慨深いものがありました。 三面川の鮎の解禁は7月5日、終漁はおおむね9月30日であり、鮎が美味なのは、8月上旬から9月上旬頃かと思います。 鮎と米は水によるところが非常に大であります。川の水質が良ければ鮎の食べる水垢が良く、三面川の鮎が美味しいのは当然です。 村上ゆかりの「東京村上市郷友会」に入会され、故郷三面川の鮭と鮎をご賞味いただければ幸いです。
|
|
|