猿との共生を目指して
猿シンポジウム
開催後に猿との遭遇
平成13年7月21日(土)に新潟県関川村村民会館で、関川村、トレンド関川21主催で行われた猿シンポジウムでは、猿害の現状や、対策などが話し合われた。
参加者は、関川村民が3分の1、岩船広域住民が3分の1、県内住民が3分の1でした。猿害は県内のみならず、全国的に大きな問題となっている実情が紹介されました。
講師の獣害総合研究所代表 高木直樹氏から、銃による駆除やその他の方法の駆除は、避けたほうがいい、いまできる手段は、猿の群れの実態調査をすること。猿に無線発信機を取り付け、行動範囲を記録し、各群れの悪さのランク付けをする。その上で、行政・住民がそれぞれの立場で、計画的に行動していくことが重要であるとのでした。
猿のことを勉強した一日でした。それにしても猿族の参加が少なかった?ようです。
7月24日、取材の帰りに猿と遭遇しました。早速車を止めると猿は安全な所へ移動し、こちらの様子を観察していた。下記の写真がその様子です。高木講師の指摘通り、農作物の後片付けがされてなかった。山側に道路がない。山の下草刈りがされてない。これでは、まるで猿に食べてくださいと言っているようでした。
こちらの様子をうかがう猿たち |
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小猿は木でお得意の遊び |
道路脇の水路に散らかった農作物を食べていた |
猿との共生は、猿のことも考えないと出来ないのかも?
「いつか、波動で猿と会話できる時が来るでしょう」とパネラーから。
森林の現状や、農業のあり方など人間側の問題が多いみたいです。(撮影:朝日村にて)
なお、ヤフー等で「猿害」でホームページを検索すると、もっと実態がわかります。
検索ページ
猿シンポ案内ページ
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