小林 史佳 (津軽三味線プレイヤー)
津軽三味線の名人、初代高橋竹山師の流れを汲む三味線プレイヤー小林史佳。
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しなやかな指先から発せられる音が、華麗な撥さばきと相まって 途切れのない深みのある旋律を創り出す。その音色のバリエーションにより、 一人でもあたかも複数人で弾いているように感じる。これが弾き三味線の真髄である。 この独自の奏法によって生み出される深みのある音は、世代を超えて多くの人々を魅了する。
これまでに「新風」「ROOTS
TABIBITO」「Ballade」と3枚のCDをリリース。 ROOTSではオリジナル曲も収録し、Balladeでは弦楽四重奏とのコラボレーションを実現させ、 センス溢れる楽曲が高い評価を得ている。
また、新潟県関川村の国指定重要文化財「渡邉邸」(NHKドラマ「蔵」の撮影場所として有名)で、 難しいとされていた定期演奏会を実現する。新潟の特色を活かした様々な空間で演奏活動を展開している。 日本でのソロコンサート、海外公演のいずれも成功を収め、津軽三味線を日本国内のみならず、
世界へと発信し続けている。
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