2017年8月号
  リレー随筆 「鮭っ子物語」  No.193




東京村上市郷友会事務局便り



東京村上市郷友会事務局長           佐藤方直
事務局補佐 佐藤勝














三面川の鮎つり























「三面川の鮭を食べる会」




 会員の皆様にはお変わりなくお過ごしの事と存じ上げます。
 いよいよ夏本番の8月に入りましたが、東京では7月初めから既に猛暑の連続でした。全国各地での豪雨被害や何を信じたら良いか分からない無軌道な政治の世界、そして北朝鮮ほか物騒なことが頻発する世界情勢など、目まぐるしく世間は動いています。

◎ そんな中、チョット嬉しいニュースは、我が東京村上市郷友会の赤見会長が副理事長を務める学校法人菅生学園の東海大菅生高校が、念願の甲子園への切符を手にしました。西東京地区での決勝戦の相手は、今や全国で注目の的となっていた清宮選手がキャプテンを務める早稲田実業高校でした。この一戦は、過去3年間決勝戦まで進出しながら涙をのんできた実力の東海大菅生高校と、清宮選手のホームラン記録達成なるかという注目の大試合でした。赤見会長は80歳の高齢ながら、今も毎日学園に顔を出しており、その喜びは大変なものでした。ただ、甲子園出場で選手と応援団を送り込むための費用は大変なものとか、これからその方の手配で又大変なご苦労があるものと思います。

◎ 既に皆様に案内状を発送しましたが、今年の「三面川の鮎を食べる会」もそろそろ準備に入りました。9月9日(土)またも新しい会場での開催となりますが、宜しくご参加の程お待ちしております。毎年「三面川の鮎」の確保にお世話になっている三面川漁業組合の高橋健吉様に先日お電話したところ、ここ1~2週間の大雨で川は大荒れのため、釣りは出来なかったとか。いつも通りこれから天気も落ち着いてくれれば大丈夫な筈とのことでした。
待ってます、三面川の鮎!

◎ 来年は東京村上市郷友会の創設140年の記念の年となります。そこで記念事業として11月に故郷村上に帰り、記念祝賀会と兼ねて「三面川の鮭を食べる会」の開催を計画しております。まだ先のこととなりますが、以前より地元の皆様から「村上で『三面川の鮭を食べる会』をやって欲しい。」といった声が上がっていました。ようやく、その声に応えることができそうです。具体的な内容は、これから検討していきます。この件についてもご案内を一緒に送ってありますのでご意見等よろしくお願い致します。

◎ 東京には、「村上市郷友会」の他に「朝日ふるさと会」があります。「朝日ふるさと会」は、我が「村上市郷土友会」と同様に、東京を中心に関東一円で働く同郷の仲間の交流と故郷をつなぐ心の架け橋として着実な活動をされて来ました。創立30年弱、故中山与志夫先生が長く会長を務められ、今までも「村上市郷友会」との繋がりは深く、「村上市郷友会」の会員になったり、「三面川の鮎を食べる会」や「鮭を食べる会」に参加してもらっていました。

 そこで、「両会とも同じような活動をしているので、統合できないか」という話がもちあがり、現在、その話し合いが行われています。両会の良さを生かしながら、発展的な統合を目指していきたいと思います。

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リレー随筆「鮭っ子物語」は、村上市・岩船郡にゆかりのある方々にリレー式に随筆を書いていただき、ふるさと村上・岩船の発展に資する協力者の輪を広げていくことを目的としています。 (編集部)
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