2015年6月号 | ||||||||||
リレー随筆 「鮭っ子物語」 No.168 |
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「首都圏村上市朝日ふるさと会」の持続 |
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旧朝日村茎太みょうがの里は、自然に育まれた私の大好きなふるさとです。 昭和31年4月、中学2年生だった私は、真新しいコートに身を包み、父に連れられ 村上駅から蒸気機関車で早朝、上野駅に到着したことを、今も鮮明に覚えています。 私は、旧朝日村出身で首都圏在住の皆様ならどなたも入会できる「首都圏村上市朝日ふるさと会」の5代目会長職を拝命し、平成25年度より活動しているところです。 「首都圏村上市朝日ふるさと会」の歴史を簡単にご紹介します。 平成2年4月朝日村(中山与志夫村長)基盤の元に①ふるさとの物産販売協力・交流、②会員相互の親睦・交流を目的として「首都圏朝日村ふる里会」は、華々しく設立 されました。 平成20年3月、いつもご理解・ご支援を戴いておりました基盤の朝日村は、閉村となり村上市と合併しました。朝日村の基盤は無くなりましたが、会員皆様の「ふるさとを愛する」気持ちが更に高まり、①及び②の目的を継続させることとし、新名称は、「首都圏村上市朝日ふるさと会」として自主運営にて持続することになりました。 四半世紀に渡り先人たちは、多くの困難に英知で立ち向かい課題に取り組んで参りましたが最近になり、会員数は、シルバー層の増加に対し、ヤング層が追い付かず減少の一途を辿っています。 平成2年設立時には、首都圏在住の皆様は、大凡3,000名であり会員数は、784名と伺っています。そして第1回目「首都圏朝日村ふる里会」総会は、平成3年4月27日東京上野「精養軒」にて出席者数250名と会場一杯になり、大須戸能「棒縛り」が披露され大きな拍手と喜びの歓声で大盛況とのことでした。以来総会の会場は、毎年東京上野「精養軒」をご利用させて戴いております。 今年の総会(平成27年4月11日)には、会員数180名であり、出席者数80名でした。 「首都圏村上市朝日ふるさと会」の事業計画は、ふるさとの方々及び関係者、会員皆様のご理解とご協力を戴き運営しておるところですが、会員皆様の年会費による自主運営のために活動は、会員数に左右されてしまいます。 高齢者の健康維持には、手足や口を万遍に動かす事が大事だと言われています。 高齢者の中には、出席したいが東京上野「精養軒」まで出かけることが困難であること。また年金から宴会費の工面が出来ず楽しい懇親にも出席が出来ないと話す声を良く聞きます。 「首都圏村上市朝日ふるさと会」は、①及②を大切にしながら「ふるさと」との懸け橋として、次なる新たなステージへ向けての想いを以下に述べたいと存じます。 1.村上市朝日地区区長会様及び明治12年創立の東京村上市郷友会様との絆を太いパイプで連携を図ることが出来るのではないかと提案します。 例えば、「首都圏村上市朝日ふるさと会」では、以下の取り組みを行っております。こうした活動を、共に連携出来るのではないでしょうか。 ・演歌歌手朝日奈ゆうさん(旧朝日村檜原出身)の応援・支援。 ・会員が村上市内で割引サービスを受けやすいように、お店と特約店契約の促進。 また将来的には、東京村上市郷友会様とは、村上市の発展に寄与できる事業を一体となり構築できるのではないか、今後の課題にしたいと考えます。 2.村上市商工・観光課とは、連携を密にして相互に情報交換を行って参りたい。 ・ふるさと村上応援寄付金については、会員皆様あて、ご協力をお願い。 ・村上市の観光・名所めぐり旅の企画。 ・村上市内のお店と特約店契約の拡大。 ・ふるさとへの移転希望者の応援・支援。 3.会員の手足の運動及びコミュニケーションのできる施策を取り入れ、健康増進を図る事としたい。 ・ウォーキングの開催。 ・カラオケ及び各種音楽コンサートへの参加。 「首都圏村上市朝日ふるさと会」のPRに紙面を多く費やしましたことをお許しください。 東京村上市郷友会様のご発展と皆様のご健勝をご祈念申し上げます。 |
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お知らせ ※「前号、赤見会長の原稿にあった郷友会役員の村上訪問は都合により一か月延期としました」 |
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