2013年7月号 | ||||||||||
リレー随筆 「鮭っ子物語」 No.145 |
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遷宮380年 村上大祭への郷愁 |
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絢爛豪華な19台の祭り屋台が町中を巡行する村上大祭は人々の感動、共鳴、にぎわい、郷愁を覚えさせてくれる祭りへの思い出は語り尽くせない程多い。 幼少のころから祭り好きの小生にとっては、どこに居ようが祭り近くなると、居ても立ってもいられないほど心の底から沸き上がってくるものがある。 多分、いまころは祭囃子の練習も佳境に入っているころと思います。祭りを喚起・鼓舞するあの笛の音色、腹にひびく太鼓の響き、耳に焼きついている鐘の響きは、いくつになっても耳に焼きついているものだ。居ても立ってもいられないのが正直なところである。こんな思いは村上育ちの諸氏諸兄なら、どなたも持ているのではないでしょうか。 まして、今年は西奈弥羽黒神社遷宮380年という、記念すべき年。いやがおうでも盛りあがることだろう。 |
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筆者の出身町内、片町のおしゃぎり(平成23年7月7日) |
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小生にとっては祭りが近づくとともに、幼き日々のことが頭をよぎるのは常のこと。 さぞ今ごろは最後の仕上げ、祭りを待つのみというころでしょう。 6日宵宮の町内引き廻しの後は、7日の本祭り、巡行までの待つ間はなんとも心の中から湧き出てくるエネルギーは、言葉では言い表せないものがある。 子どもに夢を与え、大人に感動を与えてくれる村上大祭は何百年、何千年続くだろう。 村上大祭はそれほどまでに感動と郷愁を与えてくれるものがあります。この様に故郷に思いを馳せるのは、小生だけではないでしょう。 還暦を過ぎ、喜寿を控えて旅立っていった友。また、風の便りに聞く幼馴み等々に伝えてやりたい。「やっぱり村上はいいっせえ」 思いを胸に。 |
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