2012年11月号 | ||||||||||
リレー随筆 「鮭っ子物語」 No.137 |
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素敵な出会いありがとう |
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私は新潟県村上市早稲田に住んでいます。広い青空の下で、緑の大地と共存しながら、稲作栽培に挑戦しています。稲の神様は、私を稲作農業者として認めて頂いてはいないので、毎年、初心者の気持ちで稲の栽培に取り組んでいます。 皆様も毎日、いろんな方や物との出会いがあり、人生が変わった人もいると思いますが、私はある有機肥料(完熟堆肥)と日本海の海水から生産した水酸化マグネシウム(葉緑素の構成成分)と出会いがあり稲作栽培に励んでいます。 有機肥料との出会いは、6年前に親戚の方ら勧められ使い始めました。有機肥料は10a(1反)当り300kgとマグネシウムを10kg合わせて施肥し、化学肥料は最低限の量を使用し栽培を始めました。初めての栽培方法でしたので、収穫量は多くありませんでしたが、良質な有機肥料は土力を向上させ、マグネシウムは光合成を促進させるので、健全な稲が育ち、家族からは米は美味しいと言われました。その頃、会社の同僚から米を分けてほしいと言われ、米販売の始まりとなっています。同僚からは「冷めても美味しいので弁当やおにぎりにも利用している」等、評価が良いものですから、現在まで続いています。また、発酵玄米食愛好者からも「玄米の発酵状況が良く美味しい」と言われご利用頂いています。こんな励ましの声があり、「安全で安心な米作り」を目指し、薬剤散布も3割減量する等、拘りの稲作りを続けています。 そして、次は旧朝日村ふるさと会初代会長富樫利男(村上市早稲田出身)さんとの出会いです。昨年の春の頃と思いますが、電話が入り「早稲田大学で朝日地区の早稲田で栽培をした米を早稲田米として販売されているが、まやかし物とうわさがあるので、本物の早稲田米を販売したらどうか」と話をされました。当初は、半信半疑で話を聞いていましたが、「東京村上市郷友会会長の赤見市郎さんは早稲田大学出身であり、早稲田大学校友会あきる野稲門会会長をされている方なので紹介したい。」と話があり、不安ながらもご紹介して頂くことをお願いしました。その後、富樫利男さんとは何回か電話のやり取りがあり、ついに、赤見市郎さんと出会う事となりました。私から電話を差し上げて、話させて頂き「早稲田米」(仮称)について真剣に聞いて頂き、一度お会いしたいと申しあげたら、東京村上市郷友会主催で毎年9月に行っている「鮎を食べる会」に招待したいとの話があり、そこでお会いする事となりました。その後、郷友会やあきる野稲門会の皆さんと自宅に訪問して頂いたりし、親しいお付き合いをさせて頂いています。赤見市郎さんのご好意で、早稲田大学と交渉等のご尽力を頂き、いよいよ、今年、10月21日に開催されます「早稲田大学校2012稲門祭」で「新潟県村上市早稲田産岩船コシヒカリ」としてデビューする事になり、稲門祭のPR誌に掲載されました。富樫利男さん、赤見市郎さん、東京村上市郷友会の皆様素敵な出会いありがとうございました。 |
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稲門祭のPR誌に掲載されました。 |
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