http://www.murakami21.com 村上広域情報誌2001

飛鳥大仏 日本最古の大仏


 CkatGTPによる要約(2026.01追記)

 飛鳥大仏(あすかだいぶつ)は、日本最古の本格的な仏像とされる釈迦如来像です。
奈良県高市郡明日香村にある飛鳥寺(あすかでら)の本尊として安置されています。

基本情報
• 名称:釈迦如来坐像(通称:飛鳥大仏)
• 場所:奈良県明日香村・飛鳥寺
• 高さ:像高約2.7メートル
• 材質:青銅製(銅造)
• 製作年:推古天皇13年(605年)頃
• 制作者:鞍作止利仏師(くらつくりのとりぶっし)
┗ 日本仏師の祖とも言われる人物

特徴
• 飛鳥時代の作風を残す非常に古い仏像。
• 鋳造技術はまだ未発達だったため、像は複数パーツをつないで作られています。
• 顔立ちは細長く、アルカイックスマイル(微笑み)を浮かべています。
• 火災などで損傷を受けており、胴体や台座の多くは後世に補修されたもの。

歴史的意義
• 日本最古の本格的な仏像として、仏教公伝の歴史を今に伝える重要文化財。
• 飛鳥寺自体も、日本で最初の本格的寺院とされる。
• 飛鳥時代の国家的仏教政策の象徴とされる存在。

見に行くと、当時の面影を感じる独特の雰囲気があります。
もっと深く知りたい場合は、例えば「造立当時の姿の復元」「止利仏師の作風」「補修の歴史」なども紹介
飛鳥大仏について 造立当時の姿・止利仏師の作風・補修の歴史 など、関連情報をできるだけ網羅して詳しく解説します。

飛鳥大仏(釈迦如来坐像)完全解説
1. 基本情報
• 正式名称:釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)
• 通称:飛鳥大仏(あすかだいぶつ)
• 所在地:奈良県高市郡明日香村 飛鳥寺本堂
• 像高:約 2.7 m
• 材質:銅造(青銅)
• 建立時期:推古天皇13年(605年)頃
• 製作:鞍作止利仏師(くらつくりのとりぶっし)
• 重要文化財(国指定)

2. 造立の背景
• 6世紀半ば、仏教は百済から公伝(552年または538年説)。
• 推古天皇と聖徳太子が中心となり、仏教を国家的に推進。
• 蘇我馬子が発願して建立した**日本初の本格的寺院・飛鳥寺(当時は法興寺)**の本尊として造られた。

3. 造立当時の姿
現在の姿は火災や地震で損傷しており、かなり補修されています。
造立当時は以下のような姿だったと推定されます:
• 全身が金色に輝いていた(金箔で覆われていた)
• 顔や体はさらにふっくらしており、柔和な表情
• 光背(後ろの光輪)も当時はより華やか
• 蓮華座や台座もすべて当時のものは焼失 → 現在は江戸時代に再建

4. 止利仏師の作風
鞍作止利(くらつくりのとり)は飛鳥時代を代表する仏師で、彼の作風は「止利様式」と呼ばれます。
止利様式の特徴
• 面長な顔、細い切れ長の目
• アーモンド形の目と柔らかな微笑み(アルカイックスマイル)
• 直線的で左右対称的な構造
• 衣のひだ(翻波式衣文:ほんぱしきえもん)は均等な波状で表現
• 肩がいかり型で胸は平坦、全体的に抽象的・理想化された体型

5. 補修の歴史
飛鳥寺は何度も災害に遭っています。
• 679年:雷火で焼失 → 再建
• 鎌倉時代:地震で損傷 → 修復
• 江戸時代:1707年に本堂再建、現在の姿に近づく
o 頭部・顔・胸の一部などは造立当時のまま残る
o 手、膝、台座などは後補
o 金箔もほぼ剥落

6. 歴史的意義
• 日本最古の本格的仏像として、美術史的価値が非常に高い
• 日本における仏教文化の始まりを象徴
• 技術的にも日本初期の青銅鋳造技術の粋を示す

7. 現地での見どころ
• 本堂の中で間近に拝観できる(ガラス越しではない)
• 補修部分と造立当時の部分の違いが分かる
• お寺の境内には飛鳥時代の石造物や塔跡も残る

8. 関連情報
• 飛鳥大仏は「奈良の大仏(東大寺盧舎那仏)」の約130年前に造られている
• 同時代の代表作:広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像(木造)
• 止利仏師は法隆寺釈迦三尊像も手がけたとされ、作風がよく似ている

まとめ
飛鳥大仏は「日本最古の仏像」であり、日本の仏教文化の出発点。
止利仏師の作風を間近に感じられる貴重な遺品で、補修を経ながら1400年以上も人々に信仰され続けています。

見どころ
• 近くで見ると、とても細やかな彫刻と柔らかい表情が分かる
• 表面は漆箔仕上げで、光の加減で表情が変わる
• 正面からだけでなく、斜めや横から見ても美しい均整が保たれている

明日香寺(飛鳥寺)の基本情報
飛鳥寺(Asuka-dera)は、日本最古級の本格的な仏教寺院であり、聖徳太子らの時代に建てられた重要な遺構です。
• 創建:蘇我馬子(そがのうまこ)により、推古天皇元年(約587年頃)に創建されたと伝えられる ウィキペディアJapan Experience。
• 特徴:日本初の大規模な寺院複合形式(中央金堂・東金堂・西金堂の一塔三金堂式)を持つ ウィキペディア。
• 歴史的評価:明治以降、元の伽藍跡地は国の史跡に指定されており、考古学的にも貴重 ウィキペディアJapan Experience。
• 位置:奈良県明日香村にあり、現在も真言宗豊山派に属し運営されている ウィキペディア。

飛鳥寺(あすかでら)
1. 基本情報
• 所在地:奈良県高市郡明日香村飛鳥682
• 宗派:真言宗豊山派
• 山号:鳥形山(うがたやま)
• 本尊:釈迦如来坐像(飛鳥大仏)
• 別名:法興寺(創建当初の名前)

2. 歴史
• 創建:推古天皇元年(592年)着工、同15年(603年)頃完成
• 建立者:蘇我馬子(そがのうまこ)
• 意義:
o 日本初の本格的な仏教寺院
o 国家事業として建てられた初めての寺
o 飛鳥時代の仏教文化発展の象徴

3. 伽藍配置
飛鳥寺は「一塔三金堂式伽藍配置」という、日本で初めての本格的な寺院建築配置を採用しました。
• 中央に五重塔
• その周囲に 東金堂・西金堂・中金堂 の3つの金堂
• 回廊が全体を囲む形
現在は塔や回廊は残っていませんが、跡地が史跡として保存されています。

4. 本尊「飛鳥大仏」
• 日本最古の本格的な仏像
• 鞍作止利仏師作
• 像高2.7mの銅造釈迦如来坐像
• 顔と胸部は創建当時のまま現存

5. 災害と再建
• 679年:落雷で火災 → 焼失
• その後再建されるが、伽藍規模は縮小
• 江戸時代(1707年)本堂再建 → 現在の飛鳥寺の姿になる

6. 現在の見どころ
• 飛鳥大仏を間近で拝観できる(ガラス越しではない)
• 境内には塔跡や石造物が点在
• 飛鳥時代の歴史を伝える説明板や資料も豊富

7. アクセス
• 最寄駅:近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅
• バス:奈良交通バス「飛鳥大仏前」下車すぐ
• 拝観時間:9:00〜17:30(季節により変動あり)

飛鳥寺は、飛鳥時代の雰囲気を色濃く残す場所で、飛鳥大仏に会うために全国から参拝者が訪れます。
伽藍跡の石碑や、かつての広大な寺域を歩くと、1400年前の古代日本の雰囲気を体感できます。
 

表 紙 | WEB情報 | サイトマップ | バックナンバー | 検索・リンク 
発行:デジタルショップ村上
新潟県村上市・岩船郡  月刊デジタル情報誌 2001年1月1日創刊 ムラカミ21ドットコム
(c)2001~murakami21.com All rights reserved
Produce by Takao Yasuzawa