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 健康講座 No.3

           健康の基本は適切なバランスから

                                指導 鍼灸指圧師 剣持 甲子朗



体質と食物の陰陽

 「冷え証」を外部かから半身浴や足湯で解消する方法をご紹介してまいりましたが、内部からというと食べる物や飲物が関係して来ます。
 今回は体質と食べ物がどう影響しあうのか考えてみましょう。
まず、貴方の体質が「冷え症」なのか「熱症」なのかを見てみましょう。


あなたの体質をチェックするテスト・・・
                あなたは「冷え性」か「熱症」か?
                    

チェックテストページへ


※このテストは現時点におけるあなたの体質をみるものです、各設問の3つの答えから該当するものを1つ選ん で○をつけてください。ぴったりした答えが無いときも比較的近いとおもわれるものを選んでください。

※制限時間は10分です。



いかがでしたか?

では、陽性(身体を温める作用のある)食品と陰性(身体を冷やす作用のある)食品と間性(中庸、陰でも陽でもない)食品にはどんなものがあるのでしょうか?



  陰性食品と陽性食品

陽性(赤・黒)       

間性(黄色)   陰性(青・白)

塩(天然塩)
梅干し
たくあん
塩から
めんたいこ
みそ
しょうゆ  
チ−ズ
肉類
魚介類  
ビタミンE 
日本酒   
焼酎のお湯割り・紅茶 
おこげ(ご飯)   
ネギ     
タマネギ    
ニラ     
ニンニク   
ショウガ    
朝鮮人参  
根菜類   
さつまいも   
   ゴボウ  
   ニンジン 
   レンコン 
      ヤマイモなど            

                

※寒い涼しい土地・気候でとれる物、ゆっくり育つ物、小さい、硬い、水分の少ない物。

求心力・凝集・時間    

※味による分類        
   塩辛い・渋い・苦い   

※季節・・夏・熱帯        
    

玄米

酢 

そば・あわ

ひえ・きび

大豆・納豆

小豆

かぼちゃ

ごま

りんご

イチゴ

さつまいも

サトイモ 

コンニャク

牛乳・豆乳・
酢・植物油
精白砂糖・精白小麦粉(パン) 
マヨネ−ズ
コショウ・唐辛子
カレ−
化学薬品
ビタミンC
豆腐・動物性脂肪
ビ−ル
ウイスキ−
コ−ヒ−・コ−ラ
清涼飲料水・緑茶
ケ−キ・菓子類
トマト・きゅうり・じゃがいも 
もやし・生しいたけ・ナス
葉菜類(レタスなど)
熱・温帯(南方)の果菜
  バナナ
  パイナップル
  メロン・マンゴ−
カキ・みかん(静岡以北人)
ライチ
レモン
スイカ
 ウリなど

                

※暑い暖かい土地・気候でとれる物、早く、大きく育つ物、水分の多いもの。

遠心力・拡散・空間  

※味による分類
  辛い・酸っぱい・甘い

※季節・・冬・寒帯
上記の表は玄米食・野菜ジュ−ス、運動療法、温泉療法などを中心として治療してしている医師の資料を参考にして作成したものです、陰陽についてはいくつかの分類のしかたや、考え方がありますのであくまでも一つの例として活用してください。

 日本には世界中からたくさんの食品が入ってきますが、ただ美味しい・珍しいというだけで無制限に食べていては困ったことにもなりかねません。

食養の考え方に「気候風土」「身土不二」という言葉がありますが、これはその住んでいる土地で採れるものを食べていれば健康ですごすことができる・・・つまり、身体も土地も同じであり自然を無視しては生きてはいけないと教えているのです。

冷え症の人は陰性の食品を摂ってはいけないかというと、そうではなく熱を加え(煮る、ゆでる、炒めるなど)たり、自然塩で漬け(タクワンや野沢菜漬けなど)ものにしたり、陽性の物と組み合わせ(例えば豆腐にショウガと醤油で冷や奴)たりしてバランス良く組み合わせればよいのです。



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