都市計画による道路の拡張で、店を建て直さなければならなくなり、今までの部材をできるだけ活かし、町屋の良さを感じられる店と住宅を設計しました。
設計の工夫 今までの町屋の欠点を少しでもなくすることを目的に改築しました。 １ プライベートの侵害（家以外の人とコミニケーションを壊さない程度）を無くすること。 ２ 寒さを防ぐ（茶の間の吹き抜けに電動換気扇を取り付け、明かり窓から外気が入らないように） ３ 中庭を壊さない（百年松を生かす）
５ 生まれ育った思い出がいつでも思い出せるようにする（裏庭からお城山、藤本神社の景色が見えるように）
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資材調達の苦労話 生まれた時にはあったが、立て替えるときなかった部材等を、人脈を頼り情報を集めたり、お茶の配達の時、お客様に自分の思いを知っていただくため、よく話をし理解していただき協力してもらいました。 必要な物が見つかったときは、その家へ改めて出向き誠心誠意、骨董品を買うのではなく、飾り物にするのでもなく、実際に家庭生活で使用し、私の家で今後も活かせることを知っていただき、必要な資材等は99％調達しました。
お客様の反応 落ち着いていい、懐かしい、家にもあった壊さなければよかった、よくとっておいたねと年長の方。 珍しい、いいなあと若い方の反応です。 主な商品 お茶、茶道具等
町屋の特徴を活かした店から茶室への通路
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