特別企画 岩船広域 市町村長に聞く No.4 クロッカスと風の町 『荒川町の将来像』を語る 金子 好 町長 (かねこ よしみ) |
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金子町長の好きな言葉 「誠 心 誠 意」
町の基本テーマ 「風と緑と人 いきいき 荒川」 21世紀において、荒川町が風と緑と人にやさしく、人間らしい温かみのあるふるさととして発展し続けるために、町民と行政が知恵を生かし、力をあわせて、「住みやすい、住んで良かったと言える、ふるさとづくり」を創造し定住性を高めていきます。
風力発電の現状と今後 荒川町は、地域特有の東風「荒川ダシ」の常習地として、農作物などに悪影響を及ぼして来たところです。しかし、この風を逆手にとって活用しようと、現在、国を上げて提唱している「クリ−ンエネルギ−」である風力発電について、町おこし組織や町などで研究を重ねてきた結果、本年度、国と共同研究事業で1基の導入を予定しております。 |
財政の現状と今後の見通し 景気の低迷がつづき、国を始め地方財政も厳しい情勢にあります。 荒川町は、山間地集落もなく経済地帯区分も平地農村に属しており、地域指定は町全域都市計画地域に指定されております。このような観点から、町では農業を基幹産業に田園都市構想を目指し、定住のための住環境整備に力を入れ、厳しい財政事情の中で計画的な財源配分に努めながら、高齢者対策や下水道の整備を進め、本年度からは、保内小学校の改築をスタ−トします。 荒川町の将来像 ・清流荒川をはじめとした多様で豊かな自然環境の町 ・交通の要衝として、今後さらに様々な発展の可能性が高まりつつある町 ・基幹産業である農業を核に、時代の変化とと もに大きく発展してきた町 ・健康医療福祉施設に恵まれた健康と福祉の町・グリ−ンパ−クあらかわ構想をはじめ地域のふれあいを大切にした魅力あるふるさとの町以上の5大特性を生かし、「住んで良かった」と実感のできる町を将来像とします。
地方分権に向けて 地方分権も国と地方との役割分担など基本的な方向は整備されつつあるが、まだまだ市町 村への権限委譲や財政措置など課題が多くあります。 また、市町村合併の推進も地方分権の一環 として、推進して行かなければなりませんが 何といっても、主役である住民の合意形成が 必要不可欠であります。今後適切な情報を提 供しつつ、真の地方分権に向け取り組んで行かなければならないと考えております。
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