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お店外景 |
文化・文政年間、九重園の初代瀧波重兵衛は茶業などの商を営んでいましたが、茶業の道をさらに極め、開拓と精進の実を結ばしめたのが、重兵衛の子・2代目瀧波重兵衛でした。
2代目瀧波重兵衛は時の藩主内藤信親より製茶売弘め方や旅出茶取締役に任ぜられ、村上茶の隆盛と藩財政に貢献したといわれている。 |
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手に取りやすい商品陳列 |
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左が新しい茶箱・右が古い茶箱
木地に蚊帳を張り,その上から漆を塗る。蚊帳の関係か、新しい茶箱はつるつるしている。 |
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気軽に立寄れるコーナー |
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村上茶の歴史
村上銘茶は1620年(元和6年)村上町の大年寄役だった徳光屋覚左衛門が、宇治・伊勢からお茶の実を持ち帰り、茶の栽培を広めた事から始まったとされています。 |
1859年(安政6年)より数年間に渡り、宇治から職人を招いて宇治の煎茶や玉露の製法を学び、改良を重ね、ついには全国に名立たる銘茶の生産に成功しました。
明治10年代にはアメリカやロシアへも輸出するほどの村上茶の最盛期を迎え、以来歴々と受け継がれたたゆまぬ茶造り精神により、国外や国内の博覧会や品評会では常に上位の栄誉を頂く。 |
製茶場入口 |
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大正11年
東京平和大博覧会
二等銀賞 |
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お宝 |
店から見える小さな庭 |
店内改装のきっかけは3月「人形さま巡り」の折りにお越し頂くお客様に少しでもおくつろぎ頂けなければとの思いからでございます。
以前の店では少し狭い感じがいたしましたので、お客様のスペースを多く取り、テーブルとイスを置きました。これにより御来店頂きましたお客様がゆっくりとお茶をお飲み頂ければ何よりと思っています。御希望の方には御自分でお茶を入れ頂けますようセットも揃えてあります。
木のぬくもりを全体に使い、明るさと暖かさを演出しております。
若女将 瀧波 匡子 |
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