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新潟動物ネットワーク No.143
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５人の猫に囲まれて
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こんにちは。
譲渡会で販売している猫の首輪、猫のおもちゃなどを作っている里親の長谷川です。
私が猫と同居を始めたのは、かれこれ３０年くらい前からでしょうか。１人目のぽっちゃんは友人から子猫の時にもらいました。しかし無知だった私は、彼女が好きだからという理由でちくわを与え続け、わずか３年でお別れすることになりました。しばらく泣いて過ごす日々でしたが猫ロスに耐えられず、動物病院の掲示板の張り紙から（当時はまだＮＤＮはなかった）２人目のみみぃと出会います。またもや私の無知から彼女は自分の誕生日の一週間前に３人のお母さんになりました。１人は母の友達にもらわれていき、残りが３人目未時香、４人目明日香となりました。
私がＮＤＮを知ったのは７年前です。未時香、みみぃと長生きだった同居人を次々に亡くし、明日香１人になったときです。ツレになってくれる子を探していたときに、インターネットでたどりつきました。それからは、毎日のように猫のページを見ていました。目星をつけた子が参加する譲渡会に勇んで行きましたが、すでにその子は決まっていました。同じ会場に来ていた新潟大学の学生さんが保護していたチョコチップ（現ちょころ）君が５人目の同居人になりました。この時初めて譲渡費用なるものが必要ということを知りました。びっくりしましたが、ちょっと考えれば納得です。医療費ってかかりますよね。またまた無知な私でした。その後、学生さんが卒業し実家へ帰ることになり、たくさん保護していた猫のうちの１人、葉月ちゃんが６人目になりました。我が家的に猫の定員は３人と決めていたので、残りの明日香が大往生したとき欠員補充で、ラーメン屋さんの壁にはさまったところを助けられためぐちゃんが７人目として加わりました。
定員に達してからもＮＤＮのホームページをガン見していて「猫の手募金」のことを知りました。私は猫も好きですが、手芸も好きです。ちまちまと作っていたものをフリーマーケットで売って資金にしてもらおうと持参しましたが、スタッフさんのご英断で、物販のほうで扱っていただけることになりました。（その節はありがとうございました。）その後、首輪、おもちゃ、靴下人形などレギュラーで扱っていただけることになりました。その中でも百円均一のねこの靴下からひらめいて作り始めた靴下人形は、今年の夏、国際ペットワールド専門学校の先生によって、なんとアメリカへお嫁に行きました。首輪は市販のものよりも柔らかいので、首輪嫌いの猫さんにも好評のようです。またたび入りのおもちゃは日頃のストレス解消に一役買っているようです。私はＮＤＮのスタッフさんのようないろいろな活動はできませんが、好きで作ったものが売れることで会の活動の足しになればいいなぁと思っています。
そして譲渡会のたびに、納品などでお邪魔しているうちに我が家の定員が増員されたようで、ホームページの写真でひとめぼれした８人目ポンちゃん、左足にハンディがあるけどすごくお転婆になった９人目ひでちゃんが仲間入りして猫人口５人になりました。白黒４人、きじトラ１人、みんな性格が違って猫らしく、自分勝手に同居してくれています。確かに最初は猫同士慣れるまで大変でしたが、今は毎日大運動会でにぎやかです。縫物の時も、編み物の時もお手伝い猫がたくさんいてありがた迷惑です。物販のねこのおもちゃにまたたびを入れる作業のときは、５人の猫を敵に回しとても大変ですが、これからも細々と手作りが続けられればいいなぁと思っています。譲渡会にお越しの際はぜひ物販コーナーもご覧ください。
最後に、私のこの活動を支援してくれる夫と、現在同居の５人の猫に感謝いたします。ありがとう。そして、これからもよろしくね。
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現在の我が家の皆さん。 ５人そろえるのは大変です。 |
うちに来て3日目のめぐと保父さんちょころ
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検品中のめぐちゃん |
作業場を乗っ取るぽんちゃん |
首 輪
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またたび入りおもちゃ |
くつした人形 |
新潟動物ネットワーク／物販製作担当
長谷川 淳子
平成２７年１２月１日掲載 |
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