http://www.murakami21.com 村上広域情報誌2001

   新潟動物ネットワーク  No.4

なぜ、のら猫になるの?(最終回)

  これ以上不幸なのら猫を増やさないために、
            私たちにできることは次のようなことです。

1.猫を飼っている人は
 オスもメスも必ず不妊去勢手術を行うこと。外には様々な危険が発生するため、猫は完全室内飼いを勧めていますが、特に不妊去勢が済んでいない猫は絶対に外に出さないでください。
 また、これから猫を飼おうと思っている人は、「流行っているから」「可愛いから」という安易な気持ちではなく、飼う前に「愛情」と「責任」をもって一生付き合えるかどうかよく考えてみてください。それは、引っ越しをしても、結婚をしても、経済的に苦しくなっても一緒、ということです。

2.のら猫にエサをあげている人は
 ただエサやりをしているだけでは、不幸な命の数を増やしてしまいます。また、ご近所には、猫が苦手な人、フンや鳴き声で迷惑をしている人が必ずいるはずです。エサをあげている人は、「飼い主のいない猫の飼い主」として、
     ・不妊去勢手術の徹底
     ・エサやりのルール化、フン取りなどの清掃の実施
を行うことで、のら猫の数、苦情を減らすことができます。

 また、これに
    ・住民との対話、行政との連携
を加えた地域合意のもとで行う「地域ねこ」活動が、全国的に少しずつ広がり、地域ぐるみで面倒を見てもらっている「地域ねこ」と呼ばれる猫たちがいます。適正な飼育・管理を行い、今ある生を一代限りで全うさせてあげることで、将来的なのら猫の数は減っていくのです。

3.行政は 
 残念ながら、今のところ行政レベルで不幸なのら猫が増えないための有効な対策が立てられているとは言えません。平成14年度に新潟県内の保健所に寄せられた猫に関する苦情は1,704件。法律で愛護動物に指定されている猫を捕獲して保健所に持ち込むことはできませんから、苦情に対する行政の対応は、苦情を言われている人に対する指導くらいでしょうか。今後は、獣医さんとの協力による不妊去勢の徹底や、正しい飼育方法の啓発の必要性が、ますます重要になってきます。

4.そして...あなたは?
 庭先に生まれた子猫、ゴミ置き場をあさる母猫、車にひかれてけがをした猫。みんな懸命に生きています。この小さな命も人間と同じ重さであることに気がついたら、どうか、あなたの手をさしのべてください。それは、手術費用を負担するお金であったり、掃除をする労力であったり、解決策を講じる知恵であったりと、いろいろな形で実現できることです。

 のら猫の問題は、あなたの住む地域社会全体の問題です。決して、いつまでも無関心ではいられないのです。

新潟動物ネットワーク/猫班
小林満喜子
平成16年4月1日掲載

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なぜ、のら猫になるの?(その1)
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