新潟動物ネットワーク  No.242


にゃんがたセンタークリニック設立に向けて


とても可愛らしい、親しみやすい名前のクリニックについて、今回は、ご紹介とお願いをさせてください。


この数年、NDNが取り組んでいる深刻な問題に多頭飼育崩壊があります。

昨年は870件の猫相談のうち、60件が多頭飼育相談でした。当事者だけでは解決できないことを支える「猫の手募金」では、28件の多頭飼育崩壊に対応しています。新潟県、新潟市の行政施設に収容される猫の半数以上が多頭飼育崩壊由来とも言われています。


2021年には環境省が、多頭飼育崩壊問題を解決するための初のガイドラインを発表しており、全国で同じような問題があることがわかります。行政との共同、福祉関係者との多機関連携、問題の掘り起こしが進みつつある中で、どうしたら問題を解決することができるのでしょうか。


1つ1つ違う事情があり、解決するための道筋も違います。しかし、解決のためのいくつかの共通のポイントがあります。

1、猫の数を減らすこと

2、これ以上増やさないこと

3、人の問題に寄り添うこと


このたび、「これ以上増やさないこと」と、「人の問題に寄り添うこと」に特化して、(一社)新潟県動物愛護協会様が、一度にたくさんの猫の不妊去勢手術を安価に行う「にゃんがたセンタークリニック 猫の不妊手術専門病院」を開設することになりました。
場所は新潟市動物愛護センター内の手術室です。行政施設の中に飼い主がいる猫の手術もできる専門病院を開設するのは全国で初めてのことになります。NDNもプロジェクトメンバーの一員としてお手伝いをさせていただいています。手術の執刀は、事業をご理解してくださる複数の獣医師の先生です。これまで培ってきた関係者の信頼関係があるからこそ実現する、他には例を見ない事業形態です。


多頭飼育崩壊問題を解決するという大きな理想を掲げたものの、事業を行うための資金が全くなかったことから、資金調達のためにクラウドファンディングを行うことになりました。2月14日からスタートして、開始からわずか1週間で第一目標の800万円を達成!毎日寄せられる応援メッセージとご支援に、どれほど励まされているか言葉には言い表せません。本当にありがとうございます。


クラウドファンディングは第二目標1600万円に向かって走り続けています。本当の意味で不幸な命がない社会を目指して、是非、伴走をお願いできれば嬉しいです。詳細はプロジェクトページをご覧頂ければ幸いです。どうぞ応援よろしくお願いいたします!

********************
「にゃんがたセンタークリニック 猫の不妊手術専門の病院」

クラウドファンディングスタートしました!

募集期間:2月14日(水)13時〜4月5日(金)23時
https://readyfor.jp/projects/nyangata-center2024

(一社)新潟県動物愛護協会
https://www.niigata-douai.com/cont12/main.html
********************

 




新潟動物ネットワーク/代表
岡田 朋子
令和6年3月1日


新潟県動物ネットワーク バックナンバーへ

新潟動物ネットワークさんから、メッセージを戴きました。
   動物のいのちのことを考えてみませんか・・・・
新潟動物ネットワーク 090-2844-4881
  メール  ndn2@ndn2001.com
  http://ndn2001.com
※里親さん大募集しております。※
表 紙 | WEB情報 | サイトマップ | バックナンバー | 検索・リンク 
発行:デジタルショップ村上
新潟県村上市・岩船郡7市町村 月刊デジタル情報誌 2001年1月1日創刊 ムラカミ21ドットコム
(c)2001~murakami21.com All rights reserved
Produce by Takao Yasuzawa