村上広域情報誌2001「新潟動物ネットワーク」

　　
　新潟動物ネットワーク　　No.190

ペットを守るための遺言書作成の
　　　ワークショップが開かれました

さる１０月６日日曜、新潟市と６０過ぎたら遺言書キャンペーン実行委員会の共催で、ペットを守るためにどんな遺言書を書いたらよいか、というワークショップが開催されました。スタッフを入れて約４０名の参加となりました。ゲストには公益社団法人新潟県動物愛護協会会長の宮川保様、新潟動物ネットワークからは岡田代表が参加。当会に寄せられる高齢の飼い主さんとペットに特化した相談例、対応例などを紹介しました。飼い主さんの認知症進行によるネグレクト、不適切な交配など目を背けたくなる事例もありました。どんなにペットを愛していても、健康なときにできたこと、やってあげたかったことが当たり前ではなくなります。残念ながらそういう日が自分にも来ると想定し、最悪の結果を未然に防ぐ行動をしていただきたいです。新潟市動物愛護センターでは、飼い主さんの高齢が理由のペットの持ち込みが全体の４０％に達しています。ぜひ元気なうちに万が一に備えて、ペットを託す人を探し、遺言書作成や預ける人との同意書などを交わしておいてください。愛するペットを守れるのは、飼い主さんだけです。

新潟動物ネットワーク／イベント班三浦　真美令和元年１１月１日掲載

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